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怠惰な男の多忙な日常
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 今朝、仕事の都合でいつもより早い時間に家を出た。約12km離れた場所へ自転車で向かう。
 背中に背負ったデイパックの中には、OLYMPUS E-420と標準ズームレンズ。タオルでぐるぐる巻きにして無造作に突っ込んでいた。
 ロードバイクで荷物を背負うときに気になるのは、背中が丸くなることによる荷物へのストレス。その点、E-420は小型で比較的薄型なので、余計なストレスがカメラボディにかかる心配がない。薄型なので、デイパックが異様に出っ張ることもない。軽量なので、背負っていてもデイパックの重量増をさして感じない。
 レンズは標準ズームのため、ボディに装着した状態だと長く感じるが、ボディとレンズを別々に収納すれば、外径が小さいために、これもやはり余計なふくらみを作らず、素直に入ってくれる。
 販売から1年ですぐにカタログから姿を消してしまった。生き残っているのはもっこりグリップのボディである。今の一眼は、もっこりグリップが主流のようだが、E-420のようなボディのデザインって、やっぱりいいと思う。
 以前は、カメラのボディはある程度大きく、重い方が良いと思っていた。ホールドするにはその方がいい。それはそれで正しいと思っているが、じゃあ小さいのはだめかと言えば、ホールドの工夫とボディのデザインによって、それらは克服できるものだと思うようになった。E-420のボディがそれを教えてくれた。
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 このところ、自転車に意識的に乗るようにしている。
 「地球環境を守ろう」とか、「健康増進」とか、理由はいくらでもつけられるが、要するに好きで乗っている。あえて言うなら「精神安定剤」と言ったところか。
 神経ばかりで身体を使わないでいると、ストレスや疲労度がまったく違う。身体と心のバランスって大事だと思う。
 それはさておき、普段着でロードバイクに乗ると、おマタがこすれてくる。これはこれで衛生上もあまりよろしくないし、衣擦れがエスカレートするとヒリヒリと痛くなり、自転車に乗ることもできなくなる。
 というわけで、今日はレーパンをはいて、その上に普段のズボンを着用して乗ってみた。レーパンとは、「レーサーパンツ」のことで、ピッタリ、モッコリのあのスパッツのようなやつのこと。自転車用だから、おマタにパッドが入っている。
 いつぞやに、立ち読みした雑誌に、普段着と自転車競技用の姿とのペダリングの効率を比較した記事があった気がするが、実際着用して乗ってみると、上から普段のズボンをはいていても、内部のストレスからはかなり解放されて、快適な乗り心地であった。なるほど、これほどちがうなら、今後はちゃんとレーパンをはいていこうか、と思えるほど。
 ペダリングの効率もそうだが、おマタのストレスから解放されると、ペダリングにより集中できて、腰も据わりやすい。やっぱりちがうもんだねえ。
 ちなみに、私は現在二着のレーパン(練習用の安物)を持っているが、どちらも10数年前に購入したもの、メーカーのロゴは、とうに擦り切れて消えてしまっている。
 今はアンダーウェアとして使えるパッド付きのパンツもあるらしい。う~ん...。
 今年に入ってからめまぐるしく、忙しい日々を2月の中旬まで過ごした。ネットへつなぐゆとりも、精神的にも物理的にもまったくなく、今思い出しても汗が出そうだ。
 自転車にもろくに乗れなかったので、今は自転車でブイブイいわせているが、そういえば、しばらく撮影にも出かけないでいるうちに、すっかり春。
 春と言えば、オリンパスは新製品が出る頃だろうと思って、ホームページを見てみたら、やっぱり新製品と入れ替わりに、E-420はカタログから消えていた...。
 デジタルになってからというもの、製品の入れ替わりが激しく、製品の寿命というか、賞味期限の足が早すぎると思うのは私だけだろうか。
 このことは、オリンパスに限ったことではないだろう。自動車メーカーだって、世界的な経済危機で生産抑制などやっているようだが、そうなる前は、次から次へ新製品のラッシュだった。買う方にしてみれば、その商品を購入するからには、できるだけ長く「現役」であって欲しいと思うもの。カタログから消えることは、メーカー側にしてみれば「現役引退」である。
 巷で「銀塩だ」「デジタルだ」とやっていた頃、銀塩カメラの生産が終了することに、メーカーよりも消費者の方が敏感に反応したはず。デジタルの時代になると、そんな消費者の思いをよそに、メーカー側の都合だけで一方的に「切られ」ているように見える。
 メーカーは「新しいのを買ってほしい」と思うもの。ユーザーは「長く使えるのを売ってほしい」と思うもの。ここには、男と女の心理のように、深い溝があるようだ。
 愛車「GIANT TCR ALLIANCE 2」が入院してしまった。
 走行中、ふとリアディレイラーの変速タイミングがおかしいことに気が付いた。「おや?」と思い、交差点附近で減速、シフトダウン。信号待ちの後、スタートしてシフトアップのため、レバーをクリックしたとたん、「パチン」と音が...。
 「あれ?」と思ったが、変速が上手くいかない。それどころか、シフトアップすらまともにできなくなった。まさかSTIレバーの故障か...。と不安に思いつつ、カチャカチャレバーを弄っていると、そのうち、リアが「ガチャガチャ!」と、トップに入ったまま、どうにもならなくなった。
 「こ、これは...」そう。まさにシフトワイヤが切れたのだった。しかし、走行中、いきなりアウター×トップはきつい。すぐにインナーに入れて、とりあえず走り終えた。
 無事に帰還できたものの、ワイヤのどこが切れたのかすぐには分からなかった。よくよく調べてみると、STIレバーの出口からブッツリいっている。ありゃりゃ。
 すぐに贔屓のショップに電話で相談して、お店に持ち込んだ。しばらく店長さんが格闘の後、「すみません。しばらく預からせてください」とのお返事。
 STIレバーとは、SHIMANOが開発したもので、「デュアルコントロールレバー」と呼ばれる。ブレーキレバーの本体に、変速機能を組み込んだ、ロードバイクのパーツとしては革命的ともいえるモノで、手元での変速を可能にした。ちなみに、今では他メーカーも手元での変速が可能なレバーを製品化し、ほぼすべてのロードバイクに、当然のように装着されるようになった。
 今回のトラブルは、レバーのトラブルではない。ワイヤが切れただけである。が、ワイヤを止める役割を担う「タイコ」が、レバーの中に入ったままであること、レバー内にこれが残ると、取り出すのが厄介で、レバーをメーカーに送って分解、取り出してもらうほかないとのことだった。
 昔の変速機は、フレームのダウンチューブについており、レバー操作でワイヤを張ったり緩めたりすることで変速を可能にしていた。原理は今も変わらない。が、この「デュアルコントロールレバー」の登場は、メーカーの「ブラックボックス」を生むことになった。同時に、自転車の技術だけで手のとどかない部分ができてしまったということである。
 何はともあれ、レバーのトラブルでなくてひとまずホッとした。このレバー、単体で買うと高いのなんの。
 久しぶりに、使ってみて気に入った品物に出逢った。
 ここんとことってもハードな仕事を終えて、カミさんがご褒美に買ってくれたもの。crocsの靴である。crocsといえば、最近人気のサンダル状のシューズとのことだが、私は率直に言って馬鹿にしていた。
 外観はスマートとは言いがたく、私のような大足がはくと、なんだかドナルドダックにでもなったような...。だが、靴の中で足がのびのび。こいつは楽だ。
 ソフトな素材で曲げにストレスもなく、ソールまで一体なので、浸水の心配はない。まあ、裏返していえば、冬でなければ蒸れるだろう。
 私は体重が重いので、へたるのが早いんじゃないかと思うが、それでも素足で地面を咬んで歩く感覚は気持ち良い。ばかにしていた商品だが、使ってみて気に入ってしまった。
 もっともポピュラーな「ケイマン」も一つ持っているが、今履いている「All Terrain」もかなりお気に入り。一日履いた時の疲労の蓄積度が違う。
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と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
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