怠惰な男の多忙な日常
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夕食時、中2の娘が突然「みんなにとって一番大事なものって何?」と訊いた。カミさん「家族」。下の娘たちも、しばらく考えた後「家族」と答えた。私は考え込んでしまった。
なぜそんな質問を唐突にしたのか訊きかえすと、学校で意識調査があり、そのなかに同様の質問があったのだという。娘もずいぶん悩んだらしい。
我が家の家族が口をそろえて「家族」と答えたことはうれしかった。私だって家族は愛しく思うし大事な存在である。だが、「一番大事」というのは、一般的には「他はなくとも」という言葉がついてまわることが多いように思った。
そうなると、私にとって一番大事なものとはなんだろうか?と考え込んでしまったのだ。
「家族が一番大事」だと言えるのは、我が家がそれなりに円満であることをみんなが認識しているからだろう。「家族」と答えなかった人たちには、多少なりとも家族がなくても、これがあればと思うものがあると言える。
「最近、自分の日記様のメモに『おにぎりが食べたい』と書き残して餓死した人がいた。この人にとって、なにより大事なものはおにぎりだったんじゃないだろうか。我が家は、不自由なりに三度の食事が出来て着るものも家もある。そういう最低限の生活ができているから『家族』だと答えられたんじゃないか。」
感じやすい年頃なのか、食事中だったせいもあってか、私の言葉で娘は涙をぽろぽろ流して泣き始めた。
家族は大事。でも、そう思えるためにはそれなりの環境が必要である。日本でも餓死者は一人や二人ではない。そして、誰もが餓死者になる可能性を持っているのが今の日本の実態である。
家族が笑顔でいられるようにするために、大事なもの、大事なことがたくさんある。
娘の涙は美しかった。そして、涙を流せる娘をあらためてうれしく思った。
なぜそんな質問を唐突にしたのか訊きかえすと、学校で意識調査があり、そのなかに同様の質問があったのだという。娘もずいぶん悩んだらしい。
我が家の家族が口をそろえて「家族」と答えたことはうれしかった。私だって家族は愛しく思うし大事な存在である。だが、「一番大事」というのは、一般的には「他はなくとも」という言葉がついてまわることが多いように思った。
そうなると、私にとって一番大事なものとはなんだろうか?と考え込んでしまったのだ。
「家族が一番大事」だと言えるのは、我が家がそれなりに円満であることをみんなが認識しているからだろう。「家族」と答えなかった人たちには、多少なりとも家族がなくても、これがあればと思うものがあると言える。
「最近、自分の日記様のメモに『おにぎりが食べたい』と書き残して餓死した人がいた。この人にとって、なにより大事なものはおにぎりだったんじゃないだろうか。我が家は、不自由なりに三度の食事が出来て着るものも家もある。そういう最低限の生活ができているから『家族』だと答えられたんじゃないか。」
感じやすい年頃なのか、食事中だったせいもあってか、私の言葉で娘は涙をぽろぽろ流して泣き始めた。
家族は大事。でも、そう思えるためにはそれなりの環境が必要である。日本でも餓死者は一人や二人ではない。そして、誰もが餓死者になる可能性を持っているのが今の日本の実態である。
家族が笑顔でいられるようにするために、大事なもの、大事なことがたくさんある。
娘の涙は美しかった。そして、涙を流せる娘をあらためてうれしく思った。
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とりあえず、忙しい日々にひと段落。
とはいえ、まだまだ多忙な日々の影響でたまっている用事もあって、しばらくはゆっくりできるかどうかはわからない。
台風9号の影響で、ずいぶん忙しさが変化したのだが、今回の仕事はいろいろと勉強になり、よい経験だった。
ずいぶん自転車に乗っていないが、ようやく自転車通勤にも復帰できそう。何しろ、一日120km~150km程度クルマで往復する日々。なかなか大変だったなあ。田舎道を長距離走るため、燃費はかなり良かったけどね。カタログスペック並みの燃費だった。
すっかりゆるくなった私の体。自転車に再び乗り始めるのが少々怖かったりもするが、とりあえず、ゆっくり慣らしていくつもり。
とはいえ、まだまだ多忙な日々の影響でたまっている用事もあって、しばらくはゆっくりできるかどうかはわからない。
台風9号の影響で、ずいぶん忙しさが変化したのだが、今回の仕事はいろいろと勉強になり、よい経験だった。
ずいぶん自転車に乗っていないが、ようやく自転車通勤にも復帰できそう。何しろ、一日120km~150km程度クルマで往復する日々。なかなか大変だったなあ。田舎道を長距離走るため、燃費はかなり良かったけどね。カタログスペック並みの燃費だった。
すっかりゆるくなった私の体。自転車に再び乗り始めるのが少々怖かったりもするが、とりあえず、ゆっくり慣らしていくつもり。
曇りの日。仕事で下仁田町を走っていて、雲がかかった(というより、立ち上っていたというべきか)山々の美しさに、思わず車を止め、コンデジで撮影していた。
ふと目を移すと、バス停にのぼり旗。田舎であることがリアルに伝わるのぼりである。
よく、「都会だ」と言って冗談でいばったり、「田舎だ」と言ってちょっといじけるような場面を見たりする人は多いと思う。
田舎は、都会と比べると不便であることもままあるだろう。近所にコンビニがないとか、信号がないとか...。
そんなことが優劣の基準になるのか?街に近い田舎にうまれ、そこそこ田舎ながら、適当に便利な環境に育った私には、田舎の不便さが身にしみてわかってはいない。が、都会がいばるほど良いもんでもないなあと感じることはままある。
まして車が普及し、道路が整備され、田舎住まいの人々にとって、便利さの点で極端に大きなアドバンテージはないような気もしている。もちろん、田舎住まいの方々の苦労を最近は思い知ることも多いので、めったなことでそれを標準化するつもりもないが。
私自身は、田舎だからダメだの、都会だから便利で優れてるだのと思っていないので、これを読んで気を悪くされた田舎住まいの方がいらしたら、私の発する「田舎」という言葉は、決して揶揄しているつもりがないことを申し上げておく。
仕事で通っているので時間の流れが変わらないが、そうでなければ、田舎で過ごす時間の感覚は快感である。
仕事の関係で山村に通っている。と言っても毎日ではないが。
過疎の進んでいる超高齢化自治体。人口の過半数が65歳以上。成人は人口の9割前後。客観的に『未来はあるのだろうか』とも思える程の村なのだが、そこはそこなりに「どっこい生きている」。お年寄りといっても元気な人も多い。
村の中心を流れる川は水もきれいで、暑い日が続く週末には家族連れで川遊びを楽しむ姿が見られる。山村なので都市部よりは涼しいのだが、それでも標高は低い。やっぱり暑い。村の人々も、「今年は暑い」と口々に言う。
こっちは仕事なので、暑い中で川遊びを楽しむ光景を、指をくわえて見ているだけである。
村の風景、山の頂がそばに見える景色は何とも言えない情緒があるので、仕事の合間にちょこちょことスナップ。
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プロフィール
HN:
Chuck(ちゃっく)
性別:
男性
趣味:
写真、自転車、ナイフ製作など
自己紹介:
多趣味なナマケモノの日々の思考や生態を自ら観察、研究して暴露する。
と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
本文は「~である」調で統一する。実際のコメントのやりとりでは「です、ます」調でかくのでよろしく。
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