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怠惰な男の多忙な日常
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 OPTIMUS NOVA No.82で起こっていた燃料吸い上げホースのフィルターを詰まらせていた黒っぽいものの正体が判明した。
 ちょっと使うだけですぐに混合気の供給が不安定になり、そのままそれが火力の不安定につながっていた。そして、吸い上げホースについているフィルターに、黒っぽい粉状のものがたまって詰まらせる。ここまではわかったのだが、では、その黒っぽい粉とは何なのか。
 1.その粉は金属粉のように見える。
 2.ポンプシャフトがこすれて、塗装がはがれている。
ポンピングのときに、まっすぐに往復運動をしないと、シャフトがふちにこすれるため、黒かったシャフトはアルミの地肌ばかりになってしまう。
 となると、こすれたモノはどこへ行ったか。外側に見えなければ当然シリンダーの中である。
 ということで、シリンダーを分解してみた。すると、ポンプカップやシリンダー内に、オイルに絡めとられた見覚えのあるものがたくさん付いていた。
 要するに、これらがポンピングの際にタンク内に送られ、フィルターを詰まらせていた。と考えるのが妥当のようだ。
 ティッシュを使ってシリンダー内を綺麗に拭き取り、ポンプカップを新品と交換(メンテナンス用に買っておいて正解だった)、シリコンオイル(これは本体購入時に付いていたもの)を塗って再セット。
 で、改めて試してみた。もちろんホースのフィルターもチェック済みである。プレヒートのために燃料を少し出す。ピューッと燃料が勢い良く出る。ああ、そういえば、燃料供給がうまく行かない時には、プレヒートのための燃料もちっとも噴出しなかった。これが正常なんだ。
 で、点火。炎の安定を待って全開にする。調子が良い。こうしてボーッと眺めるのもいいが、せっかくなので、お湯を沸かしてみる。全開にすると期待とたがわぬ炎が上がり、それが安定する。
 ボトルをひっくり返して消化へ。燃料供給がうまく行かないときには、このときに炎の威力が倍増する。ちょっとヤバいくらいに。しかし、今回は炎は一定のまま。しばらく待つと炎が消える。冷えるまで待って撤収する。ホースを外し、ボトルのポンプ部を緩める。これまでは「プシュッ」となっていたのが、今回はない。綺麗に抜けた証拠である。感動した。きちんと正常に動くNOVAはこうなのかと、初めて知った気がした。その後、何度も使っているが、調子が安定している。やはり削れたシリンダー内の金属粉が不調の原因だったようだ。フィルターもすぐにはよごれないし、燃焼状態も実に良い。よしよし。これまでの苦労があっただけに、急にNOVAへの愛着がわく。これからも頼むよ。
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多趣味なナマケモノの日々の思考や生態を自ら観察、研究して暴露する。
と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
本文は「~である」調で統一する。実際のコメントのやりとりでは「です、ます」調でかくのでよろしく。
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