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怠惰な男の多忙な日常
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 愛車「GIANT TCR ALLIANCE 2」が入院してしまった。
 走行中、ふとリアディレイラーの変速タイミングがおかしいことに気が付いた。「おや?」と思い、交差点附近で減速、シフトダウン。信号待ちの後、スタートしてシフトアップのため、レバーをクリックしたとたん、「パチン」と音が...。
 「あれ?」と思ったが、変速が上手くいかない。それどころか、シフトアップすらまともにできなくなった。まさかSTIレバーの故障か...。と不安に思いつつ、カチャカチャレバーを弄っていると、そのうち、リアが「ガチャガチャ!」と、トップに入ったまま、どうにもならなくなった。
 「こ、これは...」そう。まさにシフトワイヤが切れたのだった。しかし、走行中、いきなりアウター×トップはきつい。すぐにインナーに入れて、とりあえず走り終えた。
 無事に帰還できたものの、ワイヤのどこが切れたのかすぐには分からなかった。よくよく調べてみると、STIレバーの出口からブッツリいっている。ありゃりゃ。
 すぐに贔屓のショップに電話で相談して、お店に持ち込んだ。しばらく店長さんが格闘の後、「すみません。しばらく預からせてください」とのお返事。
 STIレバーとは、SHIMANOが開発したもので、「デュアルコントロールレバー」と呼ばれる。ブレーキレバーの本体に、変速機能を組み込んだ、ロードバイクのパーツとしては革命的ともいえるモノで、手元での変速を可能にした。ちなみに、今では他メーカーも手元での変速が可能なレバーを製品化し、ほぼすべてのロードバイクに、当然のように装着されるようになった。
 今回のトラブルは、レバーのトラブルではない。ワイヤが切れただけである。が、ワイヤを止める役割を担う「タイコ」が、レバーの中に入ったままであること、レバー内にこれが残ると、取り出すのが厄介で、レバーをメーカーに送って分解、取り出してもらうほかないとのことだった。
 昔の変速機は、フレームのダウンチューブについており、レバー操作でワイヤを張ったり緩めたりすることで変速を可能にしていた。原理は今も変わらない。が、この「デュアルコントロールレバー」の登場は、メーカーの「ブラックボックス」を生むことになった。同時に、自転車の技術だけで手のとどかない部分ができてしまったということである。
 何はともあれ、レバーのトラブルでなくてひとまずホッとした。このレバー、単体で買うと高いのなんの。
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無題
ほえ〜
知らない単語がいっぱいで、何が書いているのかほとんど分からん〜(笑)
早く自転車帰って来るといいね。
MIWA URL 2009/03/03(Tue)22:55:41 編集
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と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
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