忍者ブログ
怠惰な男の多忙な日常
[6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 今年に入ってからめまぐるしく、忙しい日々を2月の中旬まで過ごした。ネットへつなぐゆとりも、精神的にも物理的にもまったくなく、今思い出しても汗が出そうだ。
 自転車にもろくに乗れなかったので、今は自転車でブイブイいわせているが、そういえば、しばらく撮影にも出かけないでいるうちに、すっかり春。
 春と言えば、オリンパスは新製品が出る頃だろうと思って、ホームページを見てみたら、やっぱり新製品と入れ替わりに、E-420はカタログから消えていた...。
 デジタルになってからというもの、製品の入れ替わりが激しく、製品の寿命というか、賞味期限の足が早すぎると思うのは私だけだろうか。
 このことは、オリンパスに限ったことではないだろう。自動車メーカーだって、世界的な経済危機で生産抑制などやっているようだが、そうなる前は、次から次へ新製品のラッシュだった。買う方にしてみれば、その商品を購入するからには、できるだけ長く「現役」であって欲しいと思うもの。カタログから消えることは、メーカー側にしてみれば「現役引退」である。
 巷で「銀塩だ」「デジタルだ」とやっていた頃、銀塩カメラの生産が終了することに、メーカーよりも消費者の方が敏感に反応したはず。デジタルの時代になると、そんな消費者の思いをよそに、メーカー側の都合だけで一方的に「切られ」ているように見える。
 メーカーは「新しいのを買ってほしい」と思うもの。ユーザーは「長く使えるのを売ってほしい」と思うもの。ここには、男と女の心理のように、深い溝があるようだ。
PR
 2日、3日とスナップのチャンスに恵まれた。待ちに待った新兵器、OLYMPUS E-420とMFレンズの出番である。
 2日にはRICOH R8でお気軽に撮影。3日は存分に楽しむべく、オリンパスで。
 午後1時から夕方まで、前橋市内と高崎市内を散策してぶらりスナップを楽しむ。
 屋内での暇を見てのテスト撮影でずっと気になっていたのが、レンズの性能。マウントアダプタを使っての撮影は初めてなので、少々不安があった。しかも絞込み測光ということもあり、絞るとファインダーも相応に暗くなり、ピントあわせが非常にやりにくい。少々頑張ったくらいではシャープな写りをしてくれなかったということもあった。

 さて、撮影も終わり、パソコンにとりこんで、これはと思うものを等倍で見てみた。いやはや、びっくり。OM28mmの写りのシャープなこと。フォトレタッチソフトで、アンシャープマスクを下手にかけようものなら、かえってこの雰囲気が台無しになる。ボケ具合は、私にはよく分からないが、全体のかもし出す雰囲気もすばらしく、解像力もかなりあるようだ。
 Edixaの方は、少々やわらかい描写だという印象だが、どうもコーティングの方にその理由がありそうで、少しでも多く光が入ってくると、すぐにボワッとしたフレアが盛大に出る。しかしこれも、銀塩のような「らしさ」があって、上手く使えば結構楽しめそうだ。
 どちらも、晴天下での順光なら文句なしにイイ。正直かなりビックリな結果であった。
 写真はホームページにアップしたので、お暇な方はどうぞ。ついうれしくなって、これまでよりもちょっと大きめサイズで展示してみた。
 
 新年が明けて、しばらくぶりの休みに興奮して早起きしてしまった(わたしは子どもか?)。
 で、せっかく手に入れたOM 28mmF3.5とEdixa Lithagon 35mmF4.5を使ってスナップのテストでもやろうと思い立ち、朝7時から自転車でまちなかへ向かった。
 アーケード街と夜の歓楽街をうろうろした後、高崎神社へ。ホームページにアップしたので、おひまな方は、お気軽にどうぞ。
 久しぶりに自転車にも乗ったし(たいした距離じゃないけど)、レンズの試用もできたのでちょっとひと段落。
 どちらのMFレンズも、シングルコートのようで、逆光には無力。正面からの光が少し強いとフレアがすごい。
 ただし、フォトレタッチソフトでの調整も可能ではある。どこまで補正していいものかは意見が分かれそうだが。
 ま、今年も仕事以外ではのんびりやりたいと思っている。
 「見せたいものがある」と、仲間がやってきた。何かと思っていたら、彼が取り出したものは「OLYMPUS PEN F」。ハーフサイズ一眼レフカメラである。
 以前、一緒にスナップを楽しんだとき、彼はペンSを持ってきた。内蔵露出計のついていないフルマニュアルハーフサイズカメラである。単体露出計を使うでもなく、カンを頼りにバシバシ撮影する彼を「つわもの」と思ったが、そのとき、周囲の一眼レフカメラを見ていて、「なんか、一眼レフもいいなあ」などと言っていたのだが、「ネットオークションで入手した」とうれしそうな顔でペンFを見せるのだ。
 「一眼レフもいいなあ」と言っていたので、てっきりOMシリーズに手を出すのだと思っていたが、まさかPEN Fとは。
 手に取って見てみたが、これといって異常は見つからない。それどころか綺麗なんである。もちろん、若干のスレはあるが、あまり使用していなかったのか、裏蓋を開けてみても圧板には傷らしい傷もない。
 かなりお得な買い物ではないだろうか。
 私はE-420の興味の延長でオリンパスのことをいろいろ調べているうちに、オリンパスが実はただユニークな、奇をてらったカメラを造っているのではない、むしろ面白いと思うようになっていたが、このペンFはある意味その象徴ともいえると思っている。
 新兵器(?)を手に入れた彼と、正月3日に、また一緒にスナップをする約束をした。
 ひょんなことから、M42マウントのレンズが手元にやってきた。
 最近カメラ・写真談義をするようになった人が、以前オリンパスフォーサーズを使っていて、マウントアダプタと一緒に安価に購入したとのこと。
 はっきり言って、M42マウントレンズについては無知な私。その昔、日本ではペンタックスが採用していたことくらいしか知らない。
 まあ、でもいただけるというのだから遠慮なしにいただくことにした。
 「チープなマウントアダプタだったから...」と言われつつ、E-420に装着してみる。お、やっぱりガタがある。う~ん。ついでレンズを装着して、基本的な扱いを教えてもらった。ファインダーを覗いてピントを合わせてみる。まあまあというところかな...。ガタはあるけど使えなくはなさそう。
 写りはなんだかほんわか。やわらかい描写をするレンズなのか、他の要因があってそうなっているのかはよくわからないが、OM28mmF3.5と比較しても描写はやわらかい。いかにも「古いレンズです」という主張を、おずおずとしているように見える。
 「Edixa Reflex」という刻印がある。エディクサというメーカーらしい。West Germanyの刻印もある。「LITHAGON」の刻印も。どうもこれがレンズの名前らしい。ちなみに35mmF4.5。最短撮影距離は、刻印によると0.8m。スナップ用だね。
 フォーサーズで使うとなると70mm。中望遠というところだが、使い勝手はさほど悪くなさそうだし、もしかしたら面白い写りをするかもしれない。
 年末年始は、絶対どこかでスナップを楽しもうとあらためて決意。

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[03/03 Chuck]
[03/03 kurottare]
[03/11 Chuck]
[03/10 MIWA]
[10/08 Chuck]
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
Chuck(ちゃっく)
性別:
男性
趣味:
写真、自転車、ナイフ製作など
自己紹介:
多趣味なナマケモノの日々の思考や生態を自ら観察、研究して暴露する。
と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
本文は「~である」調で統一する。実際のコメントのやりとりでは「です、ます」調でかくのでよろしく。
バーコード
ブログ内検索
最古記事
アクセス解析
忍者ブログ [PR]