忍者ブログ
怠惰な男の多忙な日常
[4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 自家現像を始めたのは良いが、現像したフィルムをデジタルデータにするためにスキャナを使わなければならない。
 私が現在使っているスキャナはエプソンのGT-9700F。もう何世代前のものか分からないが、ブローニーフィルムの読み込みができるのは有難い。
 35mmフィルムのスキャンの実力が、専用フィルムスキャナと比較してどうかはともかく、とりあえずブローニーフィルムが読み込めることが大事。
 それも良いとして、問題なのはそのスキャナが職場にあるということ。あった方が何かと便利だという理由で、私物を持ち込んでいたのだ。
 スキャナも、フィルムをスキャンするのも私事なので、それ自体は問題ないが、仕事場でやるのはさすがに気がひけるというもの。
 やはりスキャナは自宅にあった方が都合が良い。となると、代替機が必要となる。
 新しく買い足すといってもお金が...で、思い当たったのはリサイクルショップ。早速足を向けた。
 「¥5,000-くらいはするんだろうな...。」と覚悟して店へ入り、パソコンコーナーへ直行する。と、思ったよりもより取り見取り。安いものは1,000円台から、高いものも10,000円を割っている。おお~。
 しかし、手持ちの予算と用途を考えると、たいした機能は必要としない。したがって、普及クラスのもので十分と判断。解像度を見てみると、1200dpiクラスから4800dpiクラスまで。まあ、1200はパスしたとしても、2400dpiのクラスがあれば良しとして、あとはお値段で決定。
 こんなとき、フィルムスキャン機能があるかどうかをつい見てしまう悲しい性。仕事じゃデジタルなんだからフィルムスキャン機能はなくても良いのに...。
 というわけで、約2500円でCanoScan 5000Fを選択。レジへ持っていくと、「保障期間は10日間ですので、レシートは保管しておいてください。」と言われた。おお、安いものは安いなりにリスクが高い。

 仕事場へ戻って、機材を入れ替え、CanoScanのドライバをインストール。準備はOK。と、試してみたくなるのが人情というもの。そばにある新聞をとりあえずスキャン。あ、結構きれいにいくじゃない。そして、机の引き出しにあった、かつてF100で撮影した仕事のフィルムをスキャンしてみた。時間がかかる割りに一度に3コマしか読み込めないのが不満だが、別に仕事でこの機能を使うわけじゃないと自分に言い聞かせる。
表示されたものを見て、結構きれいに読み込めるのでびっくり。
 そこで、はたと思いついて、エプソンのホームページで、GT-9700Fの性能をチェック。なんと解像度は同じレベルだった。

 まあ、ちゃんと動いたことだし、よしとするか。

 ところで、解決していない問題がもう一つ。帰宅することになったGT-9700Fをどこに設置するかである。
PR
 ブローニーフィルムのスキャンには、エプソンGT-9700Fを使うことにしていた。もっとも、他にブローニーフィルムをスキャンできるスキャナなんて持ってないのだが。
 ところでこのスキャナ、困ったクセがあって、例えば夜景などを撮影したフィルムをスキャンすると、暗いところがカットされるのだ。めちゃくちゃ細長い写真になったりする。これではモノクロフィルムなんてどうなるんだろうと思ってやってみたら、暗い部分はもちろん、35mmの範囲でしかスキャンしない。おかしい。どう考えても変だ。これは欠陥ではないのかい?エプソンさん...と言っても始まらない。なにより、『できる』とメーカーさんは言っている。できるはずだ。と、どこかに読み取り範囲を指定できる設定があるはずと探してみるが見つからない。
 ネットを徘徊するも、しばらくそれらしい解決方法は見つからなかった。それどころか、同じ現象を指摘して、不満を述べるページにたどり着いたり。
 で、解決方法が見つかったのはメーカーホームページだった。
 サムネイル表示のチェックを外すと、全体がプレビューされるので、そこで読み取り範囲を指定しろと書いてある。
 なんだか腑におちない話だが、試してみるとあっさり解決。おかげでアンダーな出来のフィルムも無事に全体がスキャンできた。やれやれ。
 でもあまり親切なソフトではないな、というのが率直な意見。
 やっていて出てきた不満――と言っても、これは性能上の問題なのでやむを得ないのだが、一回で読み取れるのは1コマ。結構めんどうだ。とは言え、35mmのように枚数は多くないので、まあ我慢できると言えばできる。
 で、スキャンをすませ、調整してホームページへアップしたので、もし、お暇な方はご覧あれ。
 今日のお休みは、朝からお仲間2人と一緒に下仁田→南牧へ撮影。私は言うまでもなくブロニカを。一人は、私を中判の世界へ突き落とした(?)犯人で、Mamiya M645。もう一人は、私が中判の世界へ突き落とした(?)被害者で、彼も急遽ネットオークションでゲットしたRICOHFLEXで参戦。
 3人とも中判カメラは初めてという、ある種無謀な撮影行である。
 幸いにも、誰のカメラにもトラブルは発生する事なく、南牧で炭ラーメンを食べて高崎へ。一人を家に送ったあと、ひいきの現像所へRICOHFLEXの君と出向く。
 35mmでもブローニーでも、カラーネガなら1時間で仕上げてくれるとのこと。現像代も約¥500とお得。仕上がるまで、すぐ近くのリサイクルショップへ。
 なんとなく見て回っていると、彼の目がガラスケースの中の一点に止められた。何だろうと思ってみれば、それはYASHICAの二眼レフである。
 興味をそそられた彼は、すぐに店員を呼んでガラスケースを開けてもらう。手に取ってあちこちをいじっていた。ジャンク扱いで¥5250-の値札のついたそのカメラをいじろうとするが、RICHOFLEXとは若干違う扱いに、少々戸惑う。
 試しにシャッターをチャージして押す。と、シャッターボタンが戻らない...わけではなく、のんびりと戻る。指で引っ張りだせばまた押せる。
 シャッターや絞りを確かめたら、どうもボタンに問題があるだけで、シャッターの動きや絞りには問題がなさそう。ファインダーをのぞいてピントを合わせている彼の顔に新たな物欲の炎を感じる私。
 実は、先にゲットしたRICHOFLEXは、撮影中のトラブルはなかったものの、実はゲットした段階で問題を抱えていた。ファインダーフードの側面の板がない。ピントを合わせようと、前夜にぐるぐる動かしていたら、レンズごと脱落した。裏蓋を開けてみると錆があちこちに浮いていた...。落札価格も、少なくとも、今目の前にあるYASHICAよりも高いものだった。
 シャッターボタン以外の動作には問題がないと私は判断。すると、彼は「買ってきます」と、本当にレジに持っていった。
 ほどなくして戻ってきたかれは、ニヤニヤしている。そんなに嬉しかったかと思うと、ラッキーなことに、30%OFFキャンペーン中であった。
 「使える」と言った私にも責任があろう。カラーネガを一本進呈し、すぐさま彼はフィルムを装填。試し撮りしてはニヤニヤしている。
 RICHOFLEXを使っている間、「変なものを掴まされた」と思っていたらしい。ところが、今度は私のアドバイスのもと、使えるモノが手に入ったのだから、嬉しくないはずがない。
 そして、時間がやってきたので、フィルムを受け取りに、店に取って返し、にやける彼を自宅へ送り届けて解散となった。
 帰宅後、私は早速モノクロネガの現像にとりかかる。薬液さえできていれば、さほど面倒な手間ひまはかからなかった。
 現像の作業を面白そうにうかがう娘に、タイマー助手をやってもらった。これが驚くほど便利(笑)。自分でタイマーを操作する手間がないというだけで、こんなに楽になるとは。
 一応、現像も無事に終わり、あとはスキャンなのだが、スキャナは現在職場においているため、それは明日以降のお楽しみとなる。
 いただいた現像タンクは、ブローニー用がなかったので、リールとともに購入した。調べてみると、プラスチック製の、巻き取りやすいリールがある事を知り、興味本位でタンクとのセットを購入。でも、ステンレス製リールを使いこなしたいと思っていたので、念のためにステンレス製のリールも一緒に購入した。
 届いた品を見てびっくり。で、でかい。
画像がその比較写真である。赤いキャップと白いリールがセットのもの。ちなみにステンレス、プラスチック製とも同じメーカーで、35mmなら2本、ブローニーなら1本のリールが収容できることになっている。
 しかしなぜこんなに大きさが違うのか...。あぜんとした。
 そして、ふと考える。この大きさの差なら、使う薬液の量も違うだろう...。両方の説明書を見比べると、ステンレス製はこのサイズで470ml。プラスチック製の方は590ml。その差は120mlである。
 さて、そこで貧乏(というよちはケチ?)な私はさらに考えた。一回の薬液の使用量が少なくすむならその方がお得。ではなかろうか、と。
 とまあ、そんな安易な理由でステンレス製のリール、現像タンクを使用する事に決定。リールへのフィルムの巻き付けは練習あるのみ。と、鼻息を荒くしつつ、現像に必要な薬液の準備に取りかかった。週末は試し撮りしたフィルムを現像してみるつもりである。
 視野狭窄とでも言おうか、「現像」で頭がいっぱい...。
 ネットで検索してみた。自家現像やってる人って、結構いるんだなあ。ところどころ、これはと思う所にアクセスして様子をうかがってみる。
 ...難しいのか簡単なのかよく分からん。
 いただいた暗室用品セットをあらためてチェックしてみた。ブローニー用のリールと液温計がないのは承知していた。
 チェンジバッグ、よし。バットやボトル、計量カップなどのこまごましたものもひととおりある。現像タンクは、135用とブローニー用...って、ブローニー用の現像タンクのフタがない!
 再び、ネットで検索。今度は販売の方をさらってみるが、こっちはなかなか見つからない。探しているうちに、(比較的)手軽に巻けるリールと現像タンクのセットを発見。ソッコーで「買い物かご」へ。あわせて、液温計も。
 と、ステンレスリールも見つけた。ステンレスリールにスイスイ巻ける方がかっこいいと思うのは私だけではないはず(やっぱり金属好き)。というわけでこいつも一緒にポチッとな。
 あとは薬剤をひととおり手に入れて(これは店頭購入もできるだろうとふんでいる)、無駄フィルムを用意すれば、自家現像できる物理的な準備はできる。
 プリントまで自分でやるつもりなし。フィルムがあがれば、あとはスキャンで、という考え。
 コスト的に現像所に出すのとどっちが安いかはわからないが、もうすっかり自家現像するつもりになっている。困ったものだ。ナマケモノよ。
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[03/03 Chuck]
[03/03 kurottare]
[03/11 Chuck]
[03/10 MIWA]
[10/08 Chuck]
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
Chuck(ちゃっく)
性別:
男性
趣味:
写真、自転車、ナイフ製作など
自己紹介:
多趣味なナマケモノの日々の思考や生態を自ら観察、研究して暴露する。
と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
本文は「~である」調で統一する。実際のコメントのやりとりでは「です、ます」調でかくのでよろしく。
バーコード
ブログ内検索
最古記事
アクセス解析
忍者ブログ [PR]