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怠惰な男の多忙な日常
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 昨日は朝から未現像のフィルムの現像作業。ブローニー4本と35mm2本。1L仕様の現像タンクで2回(ブローニー)、500mlタンクで1回の作業。イルフォードの現像液、停止液、定着液を用いて、イルフォードが推奨する方法を参考に現像した。
 コダックや富士フイルムが基準のやり方とはちょっと違うのだが、使用する薬液の種類が少なくてすんで、よりシンプルなのでなかなかやりやすい。
 なんだかんだで、現像だけで午前中が終わり。休みの娘と一緒に外食に。昼食がてら一仕事して、ネガフィルムのアルバム用のポケットを怪に出かけた。が、近くの写真・カメラ量販店は、フィルム関連の品はほぼ絶滅。フィルムすら冷蔵状態になく、「もうフィルムは扱わないよ」といわんばかりの待遇である。わかってないなあ...。
 仕方がないので別の大型量販店に移動して物色。こちらはあるにはあったが私が使っている品物がない。う〜ん、なければ困るので、結局新しく購入することに。予想外の出費となってしまった。
 帰宅後は、キャンプで使ったテントを干して湿気を飛ばす。地面と接するところは結構濡れるんだよね。ちゃんと干しておかないと、次に使う時にカビが生えてて気持ちが萎えることもあるので。
 そんで、フィルムをカットして、スキャンを開始。夕方からは用事があるので急がねば。バシバシスキャンして、補正して...。やべ、出かける時間が迫る。ふう〜。間一髪でスキャン終了。すぐに出かける。
 夜、帰ってきて、スキャンしたファイルを移動すると、あら不思議。移動したはずのフォルダがどこを開いても見つからない。
 なんてこったい。PC内で検索をかけるも発見できず...。時間に追われながら粘り強くスキャンしたファイルが全部パアである。脱力感いっぱいである。これがデジタルカメラの撮影ファイルでなくてよかった。フィルムだから苦労はあるが、またスキャンできるもんね。...と自分を慰めている今朝の私。
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 写真撮影の機会が少ないことも確かなのだが、現像→スキャン→ページ作り→アップロード という一連の作業に割く時間があまりないことも確かで。
 120フィルムが4本未現像。135の未現像フィルムも2本ほどある。とっとと現像してスキャンしてしまえばいいのに、なかなかそういうまとまった時間がとれないでいる。撮影の機会が少なければつい「撮影に行こう」となるし、出かけてしまうと、帰ってから「即現像」という時間もなく、こうなってしまっているのだ。
 とはいえ、ホームページの更新が滞ったままで、広告が出しゃばってきて見苦しいこと。はやいとこ新作を発表して広告を小さくしないとね。

 ところで、撮影機材の話になるが、最近は趣味で使うカメラはZENZA BRONICA S2とNikonF2 Photomicばかりになってきている。当然と言えば当然か。防湿庫でNikomat FTnやBRONICA SQ-Aがすねてるかな。仕事仕様では相変わらずOLYMPUS E-420だが、レンズの方は、Fマウントアダプタを購入して以来、Nikon用のTAMRON28-200mmズームも使うようになった。望遠側400mmになるからね。この数字は今まで私が使ってきたすべてのレンズでもっとも長いものとなる。

 ...なんて、こんなことをつらつらと書いている自分、明日は休むぞ。何しようかな...。
 いまさら、というべきか、いまごろ、というべきか。
 気がつけば、最近はWebを徘徊する時には、フィルムコンパクトカメラを物色していたり...。
 最近手に入れたKONICA C35 FlashMaticが妙に気に入ってしまった。ボディのサイズはOLYMPUS PEN EE-2なみ。気持ち大きいが、何も言わなければハーフサイズかと思える程のコンパクトさ。しかもプログラムAEのレンジファインダーカメラである。
 被写体にカメラを向けて、ピントを合わせるだけで、絞りとシャッター速度が自動で設定される。といっても、電子部品を使ってそれらを組み合わせるというよりは、内蔵露出計ではじき出したEV値に、あらかじめ設定されている絞り値とシャッター速度の組み合わせがチョイスされるという仕組みのようだ。
 ちょっと小ぶりの巻き上げレバーがなかなかキュート。ちょっと試し撮りをしたが、小さいだけに、私の手には少々扱いづらいところもあるけれど、完成度は高く、動作はなめらか。レンジファインダーのピント合わせになれないので、シャッターや絞りに気を使う必要がないのもいい。
 ところで、これじゃあコンデジと変わらないのでは...。なぜわざわざフィルムコンパクトなのか...。今の所は自分でもよくわからない。
  中学生の時からの腐れ縁で、未だに手元にあるOLYMPUS PEN EE-2。誰でも、何も考えずに撮影できるお手軽ハーフサイズカメラとして、コンパクトカメラの一時代を築いた...かどうかは知らないが、「ハーフ判コンパクトカメラ」といえば「オリンパスペン」のことだと言っても過言ではないだろう。
 先日、衝動的にフィルムを詰めてすきまスナップで使えるかどうか試してみた。固定焦点なので、いろいろと制約はあるし、何しろハーフ判(135フィルムの半分の面積)なので、写りの緻密さには限界があるものの、とりあえず使えることは分かった。
 ただし、暗い被写体でシャッターを押すとロックがかかり、赤い半透明のセルロイド板がファインダーに「にゅっ」と出てくる仕組みなのだが、これが壊れていて出ない。ここで詳しくは触れないが、裏技的「シャッター速度固定マニュアル露出」での撮影に限定される。
 現像したネガを見てみた。あ、結構フツーに写っている。シャープさに不足を感じるのは、目一杯絞っていたためか、レンズの汚れによるものかは判別できない。ただ、レンズについては、肉眼で見る限りはさして問題は感じられない。
 「まあ、とりあえず使える」と判断して、あちこちをいじり始めていて、ふとあることに気がついた。
 カメラを傾けるように軽く振ると、「カラカラ」と小さな音がする。なにがしかの部品が転がっている音だ。このまま使っていて、どこかの機構に挟み込んだりして、たとえばギアが欠けたとか、致命的なトラブルを引き起こしかねないので、動作させるのはやめた。
 仕方なく、レンズ鏡胴回りのASA指標/ストロボ同調絞り指標リングを回すと、レンズユニット自体がぐらついている。おお、ついでにシャッターボタンもぐらつくじゃないか。要するに、撮影するためのレンズ、絞り、シャッター機構のユニット自体がぐらついているということだ。
 最初にも書いたが、「腐れ縁」で手元にあるモノなので、いつ廃棄処分になっていても不思議ではないのに、なぜか「直してあげなきゃ」という使命感に似たものを感じているのはなぜだろうか。
 デジカメがスタンダードになっている...よね。そんな世の中でも、フィルムで撮影することを楽しんでいる人はいるわけで。「ケッ、デジタルがなんでぃ」なんて言うつもりは毛頭ないのだが、フィルムって奥が深くて面白い。まあ、私のようにフィルム現像だけで、あとはスキャン→PCでレタッチなんて輩は、デジタル派からは皮肉られ、フィルム派(特に紙焼きまでやっている人々)からは排斥されるようで。
 中途半端なのかもしれないけれど、スキャンの方法やレタッチのやり方で、いろんな表現が可能なのは事実。いいんじゃないの?と思っている。
 フィルムとデジタルとでは、まったく別物だと捉えている私。デジタルでNikonF2やF3のようなカメラが出たらどうするだろうかと考えてみる。実際、レンジファインダーカメラの分野では、レンジファインダーデジタルカメラが発売された経験がある。これがその畑の人々に受け入れられたかどうかは分からない。
 フルメカニカル、フルマニュアルのカメラを使って、ぶらぶら歩きながら、ちょっと目にとまったものにカメラを向け、ファインダー内の情報を汲み取りながら撮影する。ファインダー越しの記憶が、現像を経て明らかになる。モノクロのネガフィルムって、それを見ていても綺麗だと思う。ついうっとり。
 スキャンして、レベルを弄って像が浮き出てくると、ワクワクする。そんな過程も大きな楽しみ。デジタルで撮影したカラー画像をモノクロに変換するのとはだいぶ気分が違う。
 もちろん、仕事のときにはそんな悠長なことはやってられないので、もっぱらデジタルでの撮影となる。
 なんて考えると、マニュアルカメラ+フィルムで撮影して自家現像って、すっげー贅沢な趣味だ。そして、今のスタイルがなかなか居心地の良い場所だと感じる今日このごろ。
 
 
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と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
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