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怠惰な男の多忙な日常
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 久しぶりに中判カメラブロニカを持ち出してスナップに出かけた。R8を単体露出計にして、高崎の歓楽街を歩き回る。
 薄曇りだったが、フィルムマガジンにはISO100のフィルムが数週間前に入ったままの状態だった。買い置きしているフィルムもISO100。あまり絞れないし、いきおいスローシャッターになりがちな状況だった。
 平日の昼間、中判カメラを提げてうろつく姿が周囲にはどう見えたか...まあ、あまり深く考えない事にする。
 120フィルムを都合2本消費。家に帰って即現像。久しぶりの現像で、1本目のフィルムは、フィルムリールへの巻き付けがうまく行かず、やり直した結果、折れあとが...。2本目は比較的スムーズにいった。やはり覚えて間もない技術だけに、ちょっとしたブランクがこういうところで失敗を招くものだ。
 さて、現像があがってフィルムを見て、気に入った被写体の写真に、結構失敗がある。後ピンだったり、構図が意図したようにできていなかったり。思い出してみれば、たしかに配慮が足りなかったようだ。
 E-420を持ち出す機会を増やしていて、これはこれでピント合わせに苦労する事があるが、中判とは全く違う次元の気軽さゆえに、中判での撮影の際、払うべき注意を怠った結果であろう。
 やはりリハビリが必要か...って、どうやって?
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 E-420に限らず、はじめて手にしたカメラからずっと、レンズにフードをつけたことはほとんどない。バヨネットフードならば逆さに取り付けておいて運べるが、ねじ込み式のフードの場合、へんにかさばって荷物になるし、その割に効果が実感できなかったことが多かったというのが主な理由である。現在は、E-420用標準ズームレンズにつけている程度で、MFレンズにはつけなかった。
 しかし、現在使っているZUIKO28mmが単層コートのため、逆光には弱い。これにはハレ切りをしてやる必要があるなと思い、ラバーフードを買った。
 さて、買う時に気になったのは、焦点距離の問題である。28mmは135フィルムのスケールであって、フォーサーズなら56mmに相当する。じゃあ、フードは標準レンズ用なら、理屈の上ならケラレないはず。そこで、50mm標準用と銘打ってあるフードを買ってつけてみた。よし。大丈夫。ケラレは無い。日曜日の早朝、逆光の状態などで写りが変わるかどうか、試してみた。
 「?ちょっとはちがうか?」程度の効果。いや、これを「効果あり」と認めて良いものかどうか...。
 フードって、本当にあった方が良いのだろうか。あとで、もうちょっと詰めたテストもやってみたい。
 RICOH R8を持ち運ぶのに使用しているポーチがある。R8を購入したときに、一緒に買ったもので、「間に合わせ」のつもりだった。大きさはピッタリだが、少々使いづらい点もあって、「そのうちもっと使いやすいものに」と思いながら、「そのうち」はやってこないまま、今日に至っている。
 使いづらいと思っている点は、
1.蓋(というのか?)が長く、取り出すのに邪魔になることがある。
2.前面がすっぽり本体を覆うため、指のかけどころがなく、少々面倒。
3.ベルトループに付けるためのフックもあるが、私が愛用しているパンツのベルトループは幅が広いのに対して、このポーチのフックは小さく、装着に手間取る。
4.蓋がベロクロで、はがすときの音が気になるときがある。
・・・というところ。
 で、ようやく自作する決意もできたので、ナイフのシース(鞘)を作っていた経験を活かして、皮製のポーチを作ることにした。あ、まだ決意と材料をそろえただけね。
 使いづらいところを改善する方向で、
1.蓋は短めに。
2.ポーチの深さをやや浅めに、取り出しやすい形状にする。
3.フックは汎用性の高い大きさのものをつける。
4.蓋はマグネットに。
てなことで、材料の革は、以前からシース用に持っていたものを引っ張り出す。あとはフック(カラビナなど)とマグネットを買ってきた。両方あわせて約300円也。
 と、ここまではよいが、肝心なデザインの部分で躓いている。いろんな構造、スタイルがあって、「これだ!」というところまでいかないのだ。もうちょっとなんだけど...。
 
 レンズを比較すると言っても、専門的、客観的な性能比較ではないので、あしからずご了承を。
 私の手元に、突然ASAHI PENTAX SPFがやってきた。ボディのコンディションはなかなかよろしい。これについてもいつか書くと思うが、今回はレンズの方が主役なので。
 一緒についてきたのは、SMC TAKUMAR50/1.4と、同28/3.5。50mmの方は、SPFにつけて、先にも登場したジャンクユーザーに貸している。手元には、OM G.ZUIKO 28mmF3.5と同程度の性能と思われるレンズが残ったわけだ。
 レンズ鏡胴の長さは、ZUIKOの方がやや短く、E-420につけると、いかにもスナップカメラらしい見栄えとなる。一方、TAKUMARの方は、「一眼レフカメラ」的なたたずまいとなる。ほんのちょっと違うだけなのだが、印象がガラリと変わるのは面白い。レンズのデザインにも起因するもののようだが。
 重さは、明らかにTAKUMARの方が思い。同じ焦点距離、開放絞りのレンズがこうも違うかと思えるほどである。と言って、TAKUMARはじゃまになるかといえば、まったくそんなことはなく、逆に、その重さゆえにホールディングが安定しやすい。軽量カメラボディとのバランスは悪くない。
 さて、ZUIKOのレンズはモノコート。単層なので逆光には弱く、路地裏に光が差し込んだような風景だと、フレアが派手に発生する。あれ、ハレーションっていうんだっけ?ま、いいや。かたやTAKUMARはマルチコート。逆光にも強い。その点では、どこでも使えて頼もしい。
 コートの違いによるものか、ZUIKOの方は、ややもすればぽわっとした、明るめの写真になることがあるが、TAKUMARではこうしたことはなく、色のりもややこってりめの印象。これは光源との関係もあるだろう。
 もともと「デジタル」って段階で、すでにレンズ性能がどれくらい写真に反映されるのかがわからない状況なので、現在の条件でレンズを云々するのは正しくないとも思うが、こういう違いを意識できるだけでも使い方がかわるのではないだろうか。
 ちなみに、ZUIKOのレンズはボディがないので試したことはないが、TAKUMARの方をSPFに付けて試したところ、歪曲の補正がよくできていて、自然な描写で広角写真が撮れる。もしかして優れものか。
 てなわけで、SMC TAKUMAR 28mmF3.5は、すっかり私のお気に入りレンズになってしまった。
 
 3,4日、一泊の伊豆旅行へ出かけた。旅のお供なのでE-420があればこと足りたのだが、わざわざブロニカSQ-Aを持ち出した。単体露出計は上手く使いこなせていないし、受光部破損で未修復だったので、RICOH R8を露出計代わりに持って行った。
 R8は、シャッターを半押しすると絞り値とシャッター速度が表示される。撮影するつもりで設定するとAFが遅いのでスナップモードに。そうすると、すぐに状態が分かる。
 R8が意外に便利だったのは、測光モードの切り替えでスポットメーターとしても使えることだった。多分割測光モードもなかなかの出来。
 これなら、わざわざE-420で測るよりも手軽で良い。さらに、不安なときには一度撮影し、画像を再生すれば、好みの露出かどうかを判別できる。
 R8はアスペクト比1:1も選択できるし、ステップズーム機能で35mm換算でのレンズの焦点距離も分かる。
ブロニカのレンズは80mm。35mm換算で言えば約45mmである。なので、R8の方は50mmに設定しておく。ISO感度をフィルムに合わせて、測光モードは基本的に中央重点で。コントラストの強いところではスポット測光やマルチ測光を使い分けてと...。これを「マイセッティング」に登録すれば、電源ONですぐに呼び出せる。
 シャッター半押しで表示された絞り値とシャッター速度から、ブロニカの絞り値、あるいはシャッター速度を希望の数値にあわせて露出を決める。で、バコン!と。
 あらら、もしかして単体露出計よりも便利かも...。R8のケースを、もうちょっと取り出しやすいものにすれば、「プレビュー機能つきの単体露出計」として、十分に役に立ってくれそうだ。
 代打というより、レギュラーになるかも...。
 
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と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
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