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怠惰な男の多忙な日常
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 レンズを比較すると言っても、専門的、客観的な性能比較ではないので、あしからずご了承を。
 私の手元に、突然ASAHI PENTAX SPFがやってきた。ボディのコンディションはなかなかよろしい。これについてもいつか書くと思うが、今回はレンズの方が主役なので。
 一緒についてきたのは、SMC TAKUMAR50/1.4と、同28/3.5。50mmの方は、SPFにつけて、先にも登場したジャンクユーザーに貸している。手元には、OM G.ZUIKO 28mmF3.5と同程度の性能と思われるレンズが残ったわけだ。
 レンズ鏡胴の長さは、ZUIKOの方がやや短く、E-420につけると、いかにもスナップカメラらしい見栄えとなる。一方、TAKUMARの方は、「一眼レフカメラ」的なたたずまいとなる。ほんのちょっと違うだけなのだが、印象がガラリと変わるのは面白い。レンズのデザインにも起因するもののようだが。
 重さは、明らかにTAKUMARの方が思い。同じ焦点距離、開放絞りのレンズがこうも違うかと思えるほどである。と言って、TAKUMARはじゃまになるかといえば、まったくそんなことはなく、逆に、その重さゆえにホールディングが安定しやすい。軽量カメラボディとのバランスは悪くない。
 さて、ZUIKOのレンズはモノコート。単層なので逆光には弱く、路地裏に光が差し込んだような風景だと、フレアが派手に発生する。あれ、ハレーションっていうんだっけ?ま、いいや。かたやTAKUMARはマルチコート。逆光にも強い。その点では、どこでも使えて頼もしい。
 コートの違いによるものか、ZUIKOの方は、ややもすればぽわっとした、明るめの写真になることがあるが、TAKUMARではこうしたことはなく、色のりもややこってりめの印象。これは光源との関係もあるだろう。
 もともと「デジタル」って段階で、すでにレンズ性能がどれくらい写真に反映されるのかがわからない状況なので、現在の条件でレンズを云々するのは正しくないとも思うが、こういう違いを意識できるだけでも使い方がかわるのではないだろうか。
 ちなみに、ZUIKOのレンズはボディがないので試したことはないが、TAKUMARの方をSPFに付けて試したところ、歪曲の補正がよくできていて、自然な描写で広角写真が撮れる。もしかして優れものか。
 てなわけで、SMC TAKUMAR 28mmF3.5は、すっかり私のお気に入りレンズになってしまった。
 
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