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怠惰な男の多忙な日常
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 モノとの出逢いは突然やってくる。しかも思いがけないタイミングで。
 欲しいと熱望しているときにはそっぽを向かれているのに、そんなことを忘れかけたときに、向こうからやってくることもある。そしてそのときにお金を持っていると、喜びも大きい。
 こういうタイミングで買うものを「衝動買い」というのかもしれない。
 昼食を、カミさんと一緒に食べようということになり、お昼に外出。ちょっと早くつきそうだったので、何気なくリサイクルショップへ立ち寄る。カメラのコーナーやパソコンまわりの品物を見ていた。手がとどきそうでとどかない。まあ、いつものことだ。
 ちょっとため息をついて、まだちょっと時間があるようだし、他のコーナーを見たことないなあ、と思い立って、うろうろしてみた。
 そろそろ出なきゃ、と思いながらブラブラしていると、バッグのコーナーで一際目を奪う商品があった。なにかそこだけ有彩色。一直線にその商品のところへ向かった。
 手にとったのは、中途半端な大きさのショルダーバッグ。メッセンジャーバッグのような形をしているが、メッセンジャーバッグを使用している私の定義を用いれば、ストラップがすぐに伸縮できないものは別物と認定している。
 薄手のナイロンだが、使い勝手が良さそう。こいつにインナーケースでもあれば、カメラバッグにちょうど良さそうだ。
 いかにも「カメラバッグだ」と主張するバッグはあまり好きでない私(もちろん、カメラバッグの機能性は認めている)にとって、こういうバッグはツボだったりする。
 これなら、インナーバッグを入れれば、E-420と持っている交換レンズ2本くらいは入りそう。あるいは、ブロニカもちゃんと納まりそうだ。
 気になるお値段は、¥630-。「よし、買った」。
 帰ってからの楽しみが一つ増えた。ひっひっひ。
 
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 カミさんと休日が一緒になった月曜日。平日なので子どもたちは学校へ行った。そこで、カミさんとデートとあいなった。
 知り合って21年、結婚して18年。「デート」という言葉が何となく恥ずかしい。
 それはさておき、すでにホームページにもアップしたが、コスモスが咲いている展望花の丘に行こうということになった。
 私自身は、現像用品の買い付けもしたかったし、軍資金は乏しい。まず、家の中で溜め込んでいた不用品をかき集め、車に積み込んで出かけた。開店時間にはちょっと早いし、朝ごはんもまだだったので「たまには」と、ファミレスのモーニングでちょっとぜいたく。
 遅めの朝食をすませ、向かった先はリサイクルショップ。買い取って欲しい不用品を出して番号札をあずかり、ウィンドウショッピングとしゃれこんだ。
 わき目もふらず足を向けたのは、カメラのコーナー。先日、仲間が私の一言で二眼レフを購入したところである。その後、大きな品揃えの変化は見られない。
 ブローニーで自家現像を始めた私。もうフィルムカメラも恐くない。が、やはり購入するほどの金はなく、よだれをたらしながらガラス越しに見るだけである。ジャンクカメラの30%値引きセールも終わっていた。
 しばらく待たされたが、カミさんと合流して楽器を見たり、食器を見たり、ブランド品は...無関心だったり。
 さて、不用品を買い取ってもらって、ほんのちょっとだけ財布がふくらんだ。次に向かったのは100円ショップ。某有名店は個人的に好きになれず、そうではないお店へ行った。
 私のお目当てはメスカップ。計量カップだね。ちょうどよい品が他店では見つからなかった経緯もあった。現像用品は、この店でけっこう揃う。
メスカップをはじめ、攪拌棒(マドラー)、フィルムクリップ(目玉クリップ)などは、100円ショップの品で無問題。その気になれば貯蔵ボトルだって大丈夫。私の場合はいただいたので、専用品を使っているが。
 カミさんは、ストレスが溜まっていたのか、100円ショップで「買いまくり」。買い物籠がほどなくいっぱいになる。
 そうこうしているうちに昼。昼食は、最近できた「一風堂」で。これも贅沢。
 腹が満たされたら、今日の本命、展望花の丘へ。
 コスモスがいっぱい。休日なら人もいっぱい。月曜日でもそこそこ人がいた。丘の上に広がるコスモスと、遠くに見える町並みの風景に癒されつつ、目の前のトンボやコスモスを撮影する私。カミさんも気ままにぶらぶらしながら、コンデジで写真撮影を楽しむ。
 ひととおり楽しんだところで、その日は私が宿直なので、準備のために帰宅。
 安あがりな、それでいてほほえましい一日だった。
 自家現像を始めたのは良いが、現像したフィルムをデジタルデータにするためにスキャナを使わなければならない。
 私が現在使っているスキャナはエプソンのGT-9700F。もう何世代前のものか分からないが、ブローニーフィルムの読み込みができるのは有難い。
 35mmフィルムのスキャンの実力が、専用フィルムスキャナと比較してどうかはともかく、とりあえずブローニーフィルムが読み込めることが大事。
 それも良いとして、問題なのはそのスキャナが職場にあるということ。あった方が何かと便利だという理由で、私物を持ち込んでいたのだ。
 スキャナも、フィルムをスキャンするのも私事なので、それ自体は問題ないが、仕事場でやるのはさすがに気がひけるというもの。
 やはりスキャナは自宅にあった方が都合が良い。となると、代替機が必要となる。
 新しく買い足すといってもお金が...で、思い当たったのはリサイクルショップ。早速足を向けた。
 「¥5,000-くらいはするんだろうな...。」と覚悟して店へ入り、パソコンコーナーへ直行する。と、思ったよりもより取り見取り。安いものは1,000円台から、高いものも10,000円を割っている。おお~。
 しかし、手持ちの予算と用途を考えると、たいした機能は必要としない。したがって、普及クラスのもので十分と判断。解像度を見てみると、1200dpiクラスから4800dpiクラスまで。まあ、1200はパスしたとしても、2400dpiのクラスがあれば良しとして、あとはお値段で決定。
 こんなとき、フィルムスキャン機能があるかどうかをつい見てしまう悲しい性。仕事じゃデジタルなんだからフィルムスキャン機能はなくても良いのに...。
 というわけで、約2500円でCanoScan 5000Fを選択。レジへ持っていくと、「保障期間は10日間ですので、レシートは保管しておいてください。」と言われた。おお、安いものは安いなりにリスクが高い。

 仕事場へ戻って、機材を入れ替え、CanoScanのドライバをインストール。準備はOK。と、試してみたくなるのが人情というもの。そばにある新聞をとりあえずスキャン。あ、結構きれいにいくじゃない。そして、机の引き出しにあった、かつてF100で撮影した仕事のフィルムをスキャンしてみた。時間がかかる割りに一度に3コマしか読み込めないのが不満だが、別に仕事でこの機能を使うわけじゃないと自分に言い聞かせる。
表示されたものを見て、結構きれいに読み込めるのでびっくり。
 そこで、はたと思いついて、エプソンのホームページで、GT-9700Fの性能をチェック。なんと解像度は同じレベルだった。

 まあ、ちゃんと動いたことだし、よしとするか。

 ところで、解決していない問題がもう一つ。帰宅することになったGT-9700Fをどこに設置するかである。
 ブローニーフィルムのスキャンには、エプソンGT-9700Fを使うことにしていた。もっとも、他にブローニーフィルムをスキャンできるスキャナなんて持ってないのだが。
 ところでこのスキャナ、困ったクセがあって、例えば夜景などを撮影したフィルムをスキャンすると、暗いところがカットされるのだ。めちゃくちゃ細長い写真になったりする。これではモノクロフィルムなんてどうなるんだろうと思ってやってみたら、暗い部分はもちろん、35mmの範囲でしかスキャンしない。おかしい。どう考えても変だ。これは欠陥ではないのかい?エプソンさん...と言っても始まらない。なにより、『できる』とメーカーさんは言っている。できるはずだ。と、どこかに読み取り範囲を指定できる設定があるはずと探してみるが見つからない。
 ネットを徘徊するも、しばらくそれらしい解決方法は見つからなかった。それどころか、同じ現象を指摘して、不満を述べるページにたどり着いたり。
 で、解決方法が見つかったのはメーカーホームページだった。
 サムネイル表示のチェックを外すと、全体がプレビューされるので、そこで読み取り範囲を指定しろと書いてある。
 なんだか腑におちない話だが、試してみるとあっさり解決。おかげでアンダーな出来のフィルムも無事に全体がスキャンできた。やれやれ。
 でもあまり親切なソフトではないな、というのが率直な意見。
 やっていて出てきた不満――と言っても、これは性能上の問題なのでやむを得ないのだが、一回で読み取れるのは1コマ。結構めんどうだ。とは言え、35mmのように枚数は多くないので、まあ我慢できると言えばできる。
 で、スキャンをすませ、調整してホームページへアップしたので、もし、お暇な方はご覧あれ。
 今日のお休みは、朝からお仲間2人と一緒に下仁田→南牧へ撮影。私は言うまでもなくブロニカを。一人は、私を中判の世界へ突き落とした(?)犯人で、Mamiya M645。もう一人は、私が中判の世界へ突き落とした(?)被害者で、彼も急遽ネットオークションでゲットしたRICOHFLEXで参戦。
 3人とも中判カメラは初めてという、ある種無謀な撮影行である。
 幸いにも、誰のカメラにもトラブルは発生する事なく、南牧で炭ラーメンを食べて高崎へ。一人を家に送ったあと、ひいきの現像所へRICOHFLEXの君と出向く。
 35mmでもブローニーでも、カラーネガなら1時間で仕上げてくれるとのこと。現像代も約¥500とお得。仕上がるまで、すぐ近くのリサイクルショップへ。
 なんとなく見て回っていると、彼の目がガラスケースの中の一点に止められた。何だろうと思ってみれば、それはYASHICAの二眼レフである。
 興味をそそられた彼は、すぐに店員を呼んでガラスケースを開けてもらう。手に取ってあちこちをいじっていた。ジャンク扱いで¥5250-の値札のついたそのカメラをいじろうとするが、RICHOFLEXとは若干違う扱いに、少々戸惑う。
 試しにシャッターをチャージして押す。と、シャッターボタンが戻らない...わけではなく、のんびりと戻る。指で引っ張りだせばまた押せる。
 シャッターや絞りを確かめたら、どうもボタンに問題があるだけで、シャッターの動きや絞りには問題がなさそう。ファインダーをのぞいてピントを合わせている彼の顔に新たな物欲の炎を感じる私。
 実は、先にゲットしたRICHOFLEXは、撮影中のトラブルはなかったものの、実はゲットした段階で問題を抱えていた。ファインダーフードの側面の板がない。ピントを合わせようと、前夜にぐるぐる動かしていたら、レンズごと脱落した。裏蓋を開けてみると錆があちこちに浮いていた...。落札価格も、少なくとも、今目の前にあるYASHICAよりも高いものだった。
 シャッターボタン以外の動作には問題がないと私は判断。すると、彼は「買ってきます」と、本当にレジに持っていった。
 ほどなくして戻ってきたかれは、ニヤニヤしている。そんなに嬉しかったかと思うと、ラッキーなことに、30%OFFキャンペーン中であった。
 「使える」と言った私にも責任があろう。カラーネガを一本進呈し、すぐさま彼はフィルムを装填。試し撮りしてはニヤニヤしている。
 RICHOFLEXを使っている間、「変なものを掴まされた」と思っていたらしい。ところが、今度は私のアドバイスのもと、使えるモノが手に入ったのだから、嬉しくないはずがない。
 そして、時間がやってきたので、フィルムを受け取りに、店に取って返し、にやける彼を自宅へ送り届けて解散となった。
 帰宅後、私は早速モノクロネガの現像にとりかかる。薬液さえできていれば、さほど面倒な手間ひまはかからなかった。
 現像の作業を面白そうにうかがう娘に、タイマー助手をやってもらった。これが驚くほど便利(笑)。自分でタイマーを操作する手間がないというだけで、こんなに楽になるとは。
 一応、現像も無事に終わり、あとはスキャンなのだが、スキャナは現在職場においているため、それは明日以降のお楽しみとなる。
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多趣味なナマケモノの日々の思考や生態を自ら観察、研究して暴露する。
と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
本文は「~である」調で統一する。実際のコメントのやりとりでは「です、ます」調でかくのでよろしく。
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