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怠惰な男の多忙な日常
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 もともと自転車は嫌いではなかった。幼少の頃、これ(自転車)があればどこへでも行けることが喜びだった。だが、それまで自転車に道具以上の愛着をもって接したことはなかった。
 自転車をそれ以上の存在に感じたのは中学時代。同級生に自転車好きがいて、そいつに感化されたのがきっかけだった。当時、MTBはようやく日本に紹介され始めた頃で、高級スポーツ車といえば、ロードバイクだった。しかしなにしろ貧乏所帯の貧乏息子、金がなければ縁もなく、社会人になるまで、数台の自転車を買うも、ロードバイクに乗った経験はなかった。
 十数年前、初めてPanasonicのロードバイクを購入し、自分でパーツをとっかえひっかえしながら2年前まで乗っていた。途中ブランクもあったし、MTBを買ったこともあったが、結局ロードバイクに戻ってきた。
 2年ほど前、「丈夫なフレームのロードバイクを。ただし、バリバリのレーサーはちょっと…」とお店で相談したところ、GIANTが良かろうと紹介された。
 以来GIANT FCRを経て、現在乗っているTCR ALLIANCE2(2006Model)へ至る。
 カラーバリエーションもなければフレームサイズの選択肢も最小限。カーボンのチューブとラグの接着部分に気泡があるし、塗装はあまり丁寧ではない。「丈夫」はいいが硬い。チューブのいたるところで主張するロゴデザインも、カラーデザインも品がない。総合して「安っぽく」見えるフレームデザインである。
 …と、文句ばかり書き並べているが、嫌いなのかと言えば全くそんなことはない。
 唐突だが私は線が太い。体格が良いと言えば聞こえが良いが、そんな私にとって、クロモリフレームの線の細いバイクでは、バイクが可哀想に見える。ついでに言えば、私の格好も決して品が良いとはいえない。つまり、GIANTの骨太であまり品のよろしくないバイクのデザインと、品のよろしくない私の姿かたちとがうまくマッチしていると思っている。
 あこがれるメーカーは数多くあるが、私のTCR ALLIANCE2は世界に一台。私の体に合わせたセッティングにより、乗ればしっくり「人馬一体」で力を出せる。
 その点、私は私のバイクをとても気に入っているのだ。
 
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Chuck(ちゃっく)
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趣味:
写真、自転車、ナイフ製作など
自己紹介:
多趣味なナマケモノの日々の思考や生態を自ら観察、研究して暴露する。
と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
本文は「~である」調で統一する。実際のコメントのやりとりでは「です、ます」調でかくのでよろしく。
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