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怠惰な男の多忙な日常
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年明け早々にカミさんが腰を痛め、なじみの鍼灸院へ行った。ここの鍼灸師さんも写真をやっていて、「最近どうでうか?」などと言葉を交わした。彼は元旦、初日の出を撮ろうと、中判からデジタル一眼レフまで、総動員で大洗まで張り切って出かけたのだそうだ。しかし、予報が外れて、残念な天気だったらしい。一緒に連れて行った家族にラーメンを奢らされたとか。
 昨日は私もちょうど休みだったので、カミさんを送ったあと撮影に出かけた。「まちなか」と言えば、無論高崎市の中心市街地である。
 城下町と旧中山道の街道筋に雰囲気のある住宅密集地や、高崎の歓楽街・柳川町周辺もそれなりに雰囲気があって撮影して歩くのが好きな場所である。
 高崎駅の周辺は、商店街があったり、市の「再開発」とやらで、きれいに整ったりしているのだが、平日の午前中であることを差し引いても、人影は少なく、街並みが整っている分、かえって不気味に感じたりするものだ。
 何度となく、何年も、ちょっとした時間を見つけては通っている場所なので、撮影ポイントも何となく固まってきているのだが、しばらくブランクがあると、最近の変化の著しさにちょっとショックを受けた。
 古い住宅と新しい住宅の混在が顕著になり、空き地も増えてきている。20世紀後半の風情を漂わせていた住宅が次々に建て替えられ、あるいは空き地となって姿を消していく。「お、これは」と興味を引くような建物が減っていく。
 ただの感傷なのは百も承知。江戸時代、街道が盛んだったころの風景とは、現在は比較しようもないのだし、これから先もそこに住む人々にとって、住宅改善は当然の要求だ。それを安易に「残念」と言ってしまう資格は私にはない。
 ただ、建物は変わっても、人の暮らしの営みはあるわけで、そんなものに目を向ける楽しみはまだ失われてはいない。人がそこに住むかぎり。

 「街並みをきれいに再開発すれば人が呼べる」と行政が考えているのだとしたら、とんでもない思い違いではないだろうか。そこに住み続けられる条件を整えることが優先されるべきではないか。「大型店舗や大企業を誘致すれば雇用も生まれ、税収も増える」とはよく聞く話だが、地域の商店を駆逐して、何が「税収」だ。地域住民がそれでも「まちなかを元気にしよう」としている。個人商店が手を結んで試行錯誤しながらイベントや企画にとりくんでいる姿勢にエールを送りたい。そう思った。







 帰ってきて、現像液が切れてたのを思い出した。
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ブロニカS2が故障して久しい。実は以前、シャッターの調整を頼もうと思って、全面点検と調整でどれくらいかかるのかを、ブロニカユーザーならみんな知ってる(と思う)イストテクニカルサービス(株)にメールで問い合わせたことがあった。すると、支払は代引きオンリーでン万円との回答だった。
 中古でS2を購入した金額を上回っていたのと、ブロニカの点検・修理に出すためには、それなりの予算と覚悟が必要なのだと思い知り、じっと機会を待つことにした。
 で、ようやくその機会がやってきたので、仕事初めと思われる(イストのホームページで年末年始のスケジュールを発見できず)今日、発送してメールを出した。
 一方で、武井バーナーのパープルストーブが実は不調だと分かって、これも年末に問い合わせたところ、「年明けに送ってくれ」とのこと。これも今日発送してメールを出した。
パープルストーブは、先に4リットルの湯沸しに使用して、思ったよりも沸騰までに時間がかかってしまった経緯がある。このときには、外気温との関係かと思っていたがそうではなく、簡単にいえば、本来の火力ではない状況で使用していたことがわかった。で、調べてみるとどうもバーナー部の不良らしいこともわかったのだった。
 多分期間はパープルストーブの方が早く、ブロニカの帰還は結構かかるのでは(お金も期間も)ないだろうか。




・・・ところで、両方を同時に発送したのはいいが、モノと荷札、大丈夫だよな。イストにバーナーが届くようなドジは踏んでないと思うが。
 昼食を職場でとるときには、「自炊セット」を持参する。コンパクトストーブにコッヘルやシエラカップと米、インスタント食品を持って行って調理するのだ。
 簡素なキッチンは職場にもあるのに、あるいは弁当を娘が作ってくれることもあるのに、なぜわざわざそんなことをするのか、理由は言うまでもない。
 最近はコッヘルでの炊飯が大仰に感じるようになってきた。メシを炊くのは一人分。せいぜい100g(2/3合)程度である。
 ふと、「空き缶炊飯」を思い出し、350mlの空き缶で炊飯ができるなら、シエラカップでも可能ではないかと思いたった。同じことを考える人はいるものだ。それもかなり昔から。ネットを徘徊すれば、炊き方まで丁寧に解説してあるところも。
 で、どうせならと、ベルモントの深型シエラカップの480ml、600mlと蓋(リッドと呼ぶらしい)を入手。いつもの量なら480mlで大丈夫だろうと、シエラカップ炊飯を始めた。
 今日の使用火器には、ひと工夫してある。モノはMSR ウィスパーライトインターナショナル。こいつのジェット(ニップル)を灯油用(Kジェット)に交換した上で、ホワイトガソリンを燃料に使用してみた。
 どこかで見たのだが、灯油用のジェットの穴はガソリン用のそれよりも径が小さいらしい。ここで、素人なりに「もうちょっとふみこんだトロ火ができるんじゃないだろうか」と考えたわけだ。
 最初のポンピングの回数を少なく、じっと我慢で弱火→トロ火をやってみたら、これがけっこうふんばるではないか。よしよし。で、炊飯後はポンピングを足して出力を上げ、味噌汁とおしるこ用の湯を沸かす。最大出力が少々スポイルされたといっても、300ml位の水ならすぐに沸く。
 ご飯は上出来。ステンのシエラカップにわずかにおこげがあるものの、こびりつくほどではなく、美味しく炊けた。
 我が家で、昼食に炊きたてのご飯を食べてるのは私だけ。みんなは弁当だったり、売店で購入だったり。もっともt贅沢なランチである。
 ブロニカS2の故障と急用によって中止となってしまったお散歩撮影の貴重な時間。あまりにくやしかったので、RICOH CX4ですきまスナップをしたのだが、気楽に撮れるのもいいもんだ。たまにはね。
 コンデジって、一台あるととても便利だとは思う。とくに私の場合、高倍率ズーム(28mm-300mm)のフルオートだからなおさらだ。
 仕事で記者もどきのことをやるのにも使うことがある。ただし、人が被写体の場合、AFの遅さとレリーズラグがストレスになることもあるのだが。
 それはともかく、私という人間は面倒くさがりのくせに、なんでこうも便利なものに食指が動かないのか。新しいデジカメがポンポンリリースされ、ついこの間買ったばかりのつもりでいると、あっという間に生産終了の旧製品になってしまう。あまりに入れ替わりが激しすぎる。そして、撮影した結果(画像)が、一体何が決め手でこうなったのかがよく分からない。レンズの性能?受光素子?画像処理エンジン?それらの複合的要因?どうなのよ?と思うのだ。
 フィルムカメラはその点で分かりやすい。デジタルカメラは仕事でよく使う。仕事ゆえに好きだの嫌いだのは言ってられない。それになんといっても撮影した後が圧倒的に便利なのはよおく分かる。フィルムではどうしても勝てない。ただし、それでよしと思うのは「報道関係において」という条件をつけておきたい。
 デジタルの画面を見ていると、ついウソ臭さを感じてしまうことがある。テレビを見ていてもそうだ。一瞬、「あ、きれいだな」とは思うのだが、どうも「リアルだ」とは思えないことが多いのだ。
 私の気のせいと言えばそれまでかな。
 久しぶりに撮影の時間がつくれそうだったので、S2をとり出した。フィルムバックとゼンザノン150mmF3.5も仕入れたことだし、カラーネガフィルムとモノクロフィルムの両方で楽しもう。ひっひっひ...。などと浮かれながら、空シャッターを切ろうと、フィルムバックを取り外してクランクを巻いてシャッターをチャージしようとしてびっくり。
 シャッター幕がよれって、クランクを無理に巻こうとするとシャッター幕自体がいかれそうな感じ。これはヤバい!
 S2は故障が確定。こりゃどうにも素人には手が出ない。イストテクニカル行きが決定だな。
 にしても、いざS2が使えないとわかると残念でならない。やむを得ず、NIKON F2 フォトミックを準備、撮影に出かけようとしたら、急用がやってきて結局撮影にきちんと出られなくなってしまった。

 くやしいのでRICOH CX4で、ほんのちょっとだけ。



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と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
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