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怠惰な男の多忙な日常
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ここのブログ「忍者ツールズ」で、iPhoneからブログを書けるアプリが出ていたので、ためしに。とりあえずできるけど、iPhoneを横にしても画面の縦横切り替えができない。指の太いおいらにはこれはちょっと...。
ちなみに、この画像はおいらのiPhoneの待ち受け画像。Nikomat FTnで撮影したもの。
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 仕事で仙台に行き、帰りに「津波の被害があった沿岸部へ」と案内されるまま車で向かった。
 着いたのは海水浴場。もちろん、今季は閉鎖である。海岸では重機が動いていた。
 たどり着くまでにも、広がる草むらに、こんもりとしたがれきの山が方々に点在していた。大破した車や家屋の残骸。ダンプが行き交い砂塵を上げる。海岸に着くまでに息をのむ光景が目の前に広がる。
 写真でいろいろ見て、それなりに「大変なことだ」とは認識していたつもりだが、いざ目の当たりにすると、その衝撃ははかり知れず、言葉を失った。
 海岸に着いて車を降りると、基礎だけを残してあらかた流されてしまった住宅街の跡だった。テレビや写真で見た被災地は空襲の焼け野原を連想させたが、ここはもっときれい。つまり、すべて流されてうしなわれたり、瓦礫があらかた撤去されたあとのようで、砂と雑草が住宅街だった土地にはびこっていた。
 夢中で写真を撮った。撮りながら涙が出てきた。こんなものがあった、こんな風になっていたということを「誰かに伝えなきゃ」と思いながら写真を撮った。
 帰って、しばらくして頭が冷えてきたころにフィルムを現像した。スキャンしてアップしようとして、ふと考えた。
 惨状はこれまでもいろんなメディアが伝えてきているし、受けたインパクトの大小はともかく、多くの人も見てきたはず。あの地震から5カ月が過ぎた今も、現場を見て受ける衝撃は大きいが、本当にこれをアップするだけでいいのか。この写真でいいのか。立ち直ろうとする、そんな希望の持てるような写真を撮ること、そんな表現をすることも大切なんじゃないだろうか...。そんな風に考えてしまったのだった。
 裏を返せば、そんなことを考える余裕もないほどの状態だったともいえるのだが。
 東日本大震災で被害に遭われたすべての方に、改めてお見舞い申し上げます。
 長崎へ2泊3日の日程で行って来た。観光ではなく「原水爆禁止世界大会」への参加がが主目的である。
 幼少のころは親に連れられて気軽に行っていたのだが、いつからか、すっかり行かなくなっていた。大人になって、おまけではなく、主体的に大会に参加するのは初めてである。ついでに言えば、私は長崎には何度か行っているが、広島へは行ったことがない。わが娘は、学生のみんなと一緒に広島大会・長崎大会ともに行った経験がある。ちょっとくやしい。
 何度も参加している人によれば、今年の世界大会はこれまでとはちょっと様子が違っていたらしい。というのも、東日本大震災による福島第一原発の事故のことがあったからだ。「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ヒバクシャ」と、ずっと訴え続けてきた、戦争による被爆地・日本で、よもや新たな被曝者をうみだそうとは。
 今回の世界大会への参加は、私に新たな認識と、ちょっとだけ勇気をくれた。
 これまで、私はなんだかんだ言いつつ、核兵器と原発とをまったく切り離して考えていた。私がもう少し賢ければ、気がついたはずのことを、福島第一原発の事故と、その後明らかになる原子力エネルギー行政の恐ろしくも愚かしい歴史を知るにいたって、ようやく目を覚ますことができたのだ。
 安斎育郎氏の話もためになり、青森の原発建設用地買収を最後まで断り、計画の変更までさせた老婆の言葉に胸をうたれた。
 「この山と海を守れば、人間は何があっても生きていける。原発を造ってしまえば元にはもどれない。いくら金を積まれたって、この土地を売るつもりはないよ」…私はこの老婆がどこのだれかは忘れてしまった(失礼)。だが、この言葉だけは一生忘れないだろう。
 やっと半年ぶりに写真をアップできた。やれやれだ。スキャンに時間がかかるってのもあるけど、写真屋さんに慣れきっていた自分がフォトレタッチソフトを乗り換えてレタッチするのに慣れも必要だった。
 長らく使っていた写真屋さん、とうとうOSのバージョンについて来られなくなっちゃった。Macの方はとっくだったのだが、Windows7にしたら、Win用の方もだめ。
 それどころか、EPSONのスキャナも、ドライバソフトがあやしくなってきた。
 「Jtrim」というフリーソフトを使うと、TWAIN(XP用)を使ってスキャナからフィルムが読み込めるのだが、レタッチの性能はややもの足りず、GIMPを使ってレタッチすることに。これが写真屋さんなみのスペックがあるらしいのだが、慣れるのにちょっと苦労している。
 いずれにせよ、Windows7環境でスキャン、MacOS環境でレタッチ、アップロードという、ちょっとメンドクサイ構図が出来上がってしまった。まあ、古い機材が今も使えるのでよしとするか。

 それにしても、せっかくの休みに疲れることをしてしまった気がする。天気も、写真を撮りに行くには一番面白くない天気なのであきらめもつくんだけど。
 ついこの間、キャンプへ出かけた。久しぶりの野外生活。といっても、一泊だけなんだが。
 「コテージ」とか「バンガロー」はもちろん、風呂まであるというキャンプ場だったが、トイレは仮設トイレみたいな造りだった。以前行った場所は、トイレが普通に公衆トイレのグレードだったことを思えば、お金をかけるところがちょっと違ったんだろう、という思いだった。
 一方、私はキャンプと言えばテントが当たり前。バンガローを利用したこともあったが、うきうき感に乏しく、三角屋根の、いまのヘキサタープのような構造のテントが当たり前だった。現在主流のドームテントなんて、簡単すぎて。それはそれで便利なんだけれども。
 不便さを楽しむはずのキャンプも、最近は便利になったもんだとつくづく思う。オートキャンプなんてジャンルも定着し、そのエリアにはAC電源まであるという。何しに行くんだか。
 まあ、でも、ものは考えよう。「日常生活をそのまま」運びこむようなキャンプをしていくうちに、「あれは不要、これもムダ」と、引き算のように装備を少なくしていくやり方もありだと思えば。ね。かくいう私も、いろいろ持ち込むものが多い。「保険」のつもりでついあれこれと持ち込みたくなるものだ。
 家族で行くキャンプも楽しいが、気心の知れた他人同士で行くのもまた楽し。また行きたいものだ。
 と、前置きはこれくらいにして(長すぎだ)、「キャンプ」といえば、もうひとつ、「Boot Camp」。私の場合は、ビリー教官のしごきも連想しがちだが、これも違う。Macユーザーにはピンと来るだろう。
 MacintoshがintelのCPUを搭載するようになってから実現が可能となったOSの相乗りである。1台のコンピュータがWindowsでもMacOSでも動作する、夢のような「悪食マシン」がわが手に。これを利用しない手はないだろう。
...てなわけで、ただいまWindows7をAmazonで発注。到着待ちである。...あれ、前置きの方が長文だ。
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と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
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