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怠惰な男の多忙な日常
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 「外めし」と言っても、いわゆる飲食店での「外食」ではなく、「野外で作るメシ」で、外めしなんである。もっとも、私のランチの場合は「外」と言っても建物のなかでやっているので、もっと正確に言うなら「野外を想定して、野外用の道具でつくるメシ」というべきだろう。
 チタンのシェラカップ(ベルモント製)での炊飯を、最近入手した「メタル布巾」をバーナーパッドにすることでクリアして、炊飯にはかなり慣れてきた私。ご飯のときにはちょっとした缶詰やレトルト食品を合わせることで贅沢な一食が確保されるが、麺類となると、これまではラーメン一辺倒だった。
 がしかし、ラーメンという代物はこれでなかなか融通が利かない。一袋では満たされない場合は二袋になる。二袋をいっぺんにゆでるにはそれなりの容量のコッヘルが必要になる。それでもこれまではラーメンだった。もともとラーメン、好きだしね。

 あるとき、娘が「パスタはずっとゆでなきゃなんないものでもないらしい」という話を私にした。
 曰く、「沸騰した湯にパスタを入れて、1分ほど沸騰させる。フタをしてタオルなどで鍋ごとくるんで保温して、指定の茹で時間置けば大丈夫」。
 これはいいことを聞いた。
 パスタには別途ソースや具の調理が必要である。最近はレトルトのソースがあって、ゆでたパスタに絡めれば出来上がるまことに便利なものがある。が、野菜や肉などの具も多少は入れたいときもあるだろう。そうなるとコンパクトストーブ一つでは少々具合が悪いので、ずっと躊躇していたのだった。

 やってみた。

 900mlのコッヘルに水を入れて火にかける。沸騰したら塩少々とオリーブ油を少々入れ、半分に折ったスパゲッティを投入。全体が湯に入るのを確認してからフタをし、約1分ほどしたら、火から下ろしてタオルを巻いてから放置。
 すぐさま、オリーブ油少々をひいた1300mlのコッヘルを火にかけ、ベーコンまたは刻んだウィンナーを投入。写真の野菜は刻んだキャベツだが、試作段階では袋入りで販売されているサラダ野菜を使用。しめじも入れた。
 5〜6分、具に火が通ったころあいには、パスタがゆであがっている(はずの)タイミングになる。ゆで汁少々を、具を炒めているコッヘルに少量投入し、のこりのゆで汁を排出。
 パスタを1300mlのコッヘルに投入し、具とまぜあわせる。このタイミングで火から下ろして、市販のパスタソース(私の場合はペペロンチーノが好き)を投入し、よくからめる。ソースに付属のトッピングを投入してさらにまぜればできあがり。

 意外と簡単。パスタも美味しくゆであがる。シングルバーナーで手軽にできるパスタ。炊飯の場合では、お米の吸水時間が必要だったが、パスタは不要。最初から強火でいける。そういう点ではご飯よりお手軽かも。




 食ってみた。いや、これが驚きの美味さ。試作があまりに美味くできたので、家でカミさんや娘に試食させた。
 「おとん(家ではこう呼ばれている)は、仕事場で、いっつもこんなに美味しいものを食べてたんだ」と、カミさんや娘に恨みがましい目で見られる結果となった。

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 気が付けば、昨年は自転車に乗る機会をほとんど失っていた。いや、先の震災を機に、若干の環境の変化はあったものの、自転車での移動では仕事上都合が悪いことも多く、乗らないでいると、徐々に乗らないことにも慣れてしまうものである。

 ただでさえ、あまり健康的な生活をしているわけではなく、そろそろ健康にも気を配らなければならない年齢でもあるなあ。事実、昨年は「狭心症の疑いアリ」との診断を受け、生活改善をアドバイスされた。
 そのくせ、何年ぶりかで再燃した「野遊び」熱のせいで、手も金もそっちに流れ、自転車の面倒をほとんど見ていない。

 でも、今年はちょっと心を入れ替え、タイヤを交換して、バーテープも取り替えた。このバーテープは、次に色を替えるために再度まきなおす予定だ。ブレーキシューも古く、劣化しているので交換するために購入済み。調整もやって、またバリバリ…とまでいかずとも、楽しく走りたい。そして健康増進にも気をくばらねば。昨年たっぷりつけたイラナイモノを削らないとね。
 久しぶりに走ると楽しく、やっぱり自転車っていいなあと思う。冬でも汗かくし。錆び付いた体に潤滑油が回っているような気もしてきて、気分がいい。




 さ、今朝は自転車で...なんて殊勝な考えを起こすもんだから雪が降った。








 心を入れ替えたナマケモノ、今年は走れるだろうか…。
 武井バーナーさんにメールで問い合わせたところ、回答をお寄せいただいた。
 「圧力やホヤの位置などで炎が変わるので試してみてください」とのこと。
 というわけで、改めて点火テストを決行した…というほど大げさなもんじゃないか。

 とりあえず、いくらかポンピングをしてアルコールでプレヒート後、本点火にうつる。と、「あれ?」となった。先日の試験点火よりも赤い炎が混ざっている。おかしい。
 そこで、考えてみた。もしかしたら、タンクの内圧が足りずに、こんなことになっているのではないだろうか?
 ものは試し。早速ポンピングを追加してみる。と、みるみる炎はたくましく育ち、赤い炎は青く美しい炎となった。音もそれなりに大きくなったが。

 そもそも、「カタログスペック」というものを鵜呑みにしない性分の私。スベアでもマナスルでも、同条件で試していないとはいえ、カタログの数値ほどの性能があるか、まゆにつばをつけて見ている。パープルストーブも例外ではない。ましてコンパクトなこのストーブで、「1Lの沸騰が冬場で4分」って、ホントかなあ・・・と思っていたわけである。
 
 実際、これまでの使用では他と比べて火力が強い印象はあったものの、5000kcalはどうなの???という気がしていたので、パープルストーブに対して過小評価していたのだと思い知った。

 ポンピングを増やして圧力を増したストーブの炎は安定して強火力を放ち、上に載せたヒーターも全体が程よく赤熱した。この状態で調整ハンドルを使って火力調整をしてやれば、トロ火、弱火は苦手だが、強火の炎が心強く、ヒーターも暖かい空気を作ってくれた。

 調理器具としてはいろいろ考える必要がありそうだが、複数人でのキャンプでは間違いなく活躍が期待できる頼もしい火器であることを改めて認識させられた。あっぱれ。







 武井さん、私のいたらなさで余計なお手間をおかけしました。すみませんでした。そして多謝。
武井バーナー製造株式会社さんとこのパープルストーブBC101が帰宅した。昨年末に問い合わせ、新年早々入院していたのだ。10日前後の入院期間である。

 そもそも入院の理由は、赤い炎が混ざることであった。ニップルからのガスの噴出がバーナープレートとの関係で若干曲がっていたものと思われる。
 帰ってきた101を早速プレヒートして点火してみた。ちょいとハンドルをひねるだけで「ゴウッ」と炎をあげる101。「シューーーーーー・・・」という、サイレントバーナーヘッド特有の音をたて、青い、繊細ながら力強い炎が夜の暗いなかで映える。SVEAやMANASLUのような「ゴォーーーー・・・」というやかましさはないが、この「シューーー」という音も、これはこれなりに大きい。

 あ、そうだ。ソロの調理用にはでかくて重く、あまり向かないと感じていたが、ヒーターをつけて、暖房器具としての活用なら他の追随を許さない信頼性があるというもの。修理に出したときにヒーターを買っておいたのだ。試してみようと乗っける。
 ん?すぐに赤熱するものと思っていたが、外側のメッシュが赤くなるのは片側だけだ。まだなにか問題があるのかと、ホヤの位置を微妙にずらしたりするも、メッシュの赤熱の偏りは直らない。
 よく見てみると、炎の勢いに偏りがあることがわかった。片側の噴出が強く、炎の角度もちがうようで、これが赤熱の偏りの原因と思われる。

 武井バーナーさんの入院で赤い炎は確かに改善された。だが、この炎の偏りは先の赤い炎が混ざるのと同じ原因のようである。
 再入院かとも思ったが、自力での解決もあるいは可能な気がしている。一応メーカーさんに問い合わせのメールを出し、回答を待ってみるが。




 とはいうものの、ヒーターをつけたパープルストーブ、なかなかあったかいぞ。うんうん。

 でも、
昨年、野遊び大好き熱が再燃して以来、職場での昼食でもコンパクトストーブとコッヘルで調理して食べるようになった。幸せなランチタイムであるが、仕事の方は大震災以来大変な日々が続いており、ストレスもなかなかのもの。

 運動したいけど思うように時間も取れず、自転車での通勤も、いつどこに飛ばねばならないかわからない状況もあって、しばらくちゃんと乗っていない。

 昨年は黄色のタイヤとバーテープだったが、タイヤの品質が案外アレで、消耗より劣化の方が早かった。トレッドはそれなりに残っているのにあちこちひび割れ、黄色という色も災いして劣化した部分が目立つので、取り替えることにした。

 わが愛車「GIANT TCR ALLIANCE 2('06)改」は、フレームカラーが黒白シルバ(グレー?)のモノトーンである。バーテープは、標準は黒だったが、私は白の方が好きだし、これはこれで似合うのでそうしていた。しかし最近はタイヤもカラフルになり、店頭で手に入るタイヤの色に合わせて、バーテープも交換する習慣がついた。フレームの色は地味だが、どんな色のタイヤでも、バーテープの色を統一すれば、それなりにバランス良く見えるので重宝している。

 今回手に入ったタイヤは黒。フツーの黒。あ、私は安いタイヤしか使わない。レースをしないからだ(じゃあ、ロードバイクをやめれば?という意見は聞こえないことにする)。そして、店に買いに行ったときに、在庫が置いてあるタイヤを買うのだ。だから、赤だったり、白だったり、黄色だったりするし、メーカーも違う。今回はPanasonic。久しぶりだ。
黒いタイヤのときには、バーテープは黒か白にしている。白の方が好きなんだけど、今回は黒の在庫が我が家にあったので、そいつを使うことにした。



 黒は精悍にも見えるが、やっぱちょっとツマンナイだよなあ。やっぱ白のバーテープ買ってこよ。






 そして、今年は自転車にも乗ってきちんとダイエットせねば。いつの間にかカミさん、脂肪肝から一人脱出に成功しているし。

 
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Chuck(ちゃっく)
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多趣味なナマケモノの日々の思考や生態を自ら観察、研究して暴露する。
と言っても「暴露」するほどすごいことでもないが。
本文は「~である」調で統一する。実際のコメントのやりとりでは「です、ます」調でかくのでよろしく。
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